ERPを活かしつつ、FileMakerを全社内製基盤へ
ERP core with satellite apps, scaled company-wide
プロジェクト概要
樫山工業様では、全社の基幹としてERPを導入しつつも、ERPではかえって非効率になる領域や、現場の細かな運用を吸収する仕組みが必要でした。そこでFileMakerを「隙間を埋めるサテライト」兼「内製アプリ開発プラットフォーム」として位置づけ、製造現場の記録業務(約20ユーザ)からスモールスタート。
現場で成果を出しながら、内製化とアウトソーシングのハイブリッド体制で継続改善を回し、最終的には全社利用へ拡大。現在はFileMaker1,000ライセンス以上を保有し、内製アプリを継続的に育てられる基盤として定着しています。一方でERPは必要最小限のライセンスでコア機能に集中し、周辺の高コスト領域はサテライトで補完する構成です。
また、ERP連携(IFS)を前提に、マスタ/実績データの設計と運用整理を行い、「ERPに業務を無理に合わせない」形で、必要な部分をつないで全社最適を実現しました。
サポート内容
- 現場記録業務の整理/スモールスタート設計(20ユーザ規模から開始)
- FileMakerによるサテライトアプリ開発(ERPではコストが合わない領域を補完)
- ERP(IFS)連携を前提にした、マスタ/実績データの設計と運用整理
- 内製×アウトソーシングの役割分担設計(属人化しない開発体制)
- プロトタイプで合意形成(Whatを固める)→設計/難所実装(Howを支援)
- 全社展開に向けた運用設計・改善サイクルの定着
成果と効果
ERP約200 × FileMaker約1,100:全社DXを支えるハイブリッド基盤
ERPはコア機能に集中し、FileMakerを全社員分の内製基盤として展開。高コスト領域はサテライトで補完できる構成を実現しました。
現場20ユーザから開始し、全社利用へスケール
製造現場の記録業務から小さく始め、継続改善を重ねて全社利用へ拡大。利用規模は1000クライアント超へ広がりました。
ERPアドオンの高コスト化を回避する補完戦略
ERPに業務を無理に合わせず、コストが合わない周辺領域をサテライトで吸収。必要なデータは連携し、全体最適を維持しました。
内製×外部支援のハイブリッドで属人化に対処
内製の意思決定(What)と外部支援(How)を分担し、難易度の高い連携・設計も継続的に改善できる体制を整えました。
Contact
お問い合わせお困りごとの整理から、PoC/MVP、内製化、超高速開発まで。まずは「何から小さく始めるか」を一緒に整理します。初回相談で、進め方・期間感・費用感のあたりも含めてご提案します。
- DX戦略(優先順位・KPI・最初の1〜3ヶ月のテーマ)を整理したい
- まずは PoC / MVP で、小さく試して学びたい
- 外注依存から抜け出し、内製化(AI活用含む) を進めたい
- ローコード×AIで、短期間で「動くもの」を作り、改善を回したい
- 途中で止まったプロジェクトを、現実的な順番で立て直したい
