株式会社八光電機 様
社内の担当者が、基幹システムまで作れるところまで
最初は、物流部門の出荷指示書を自動生成する小さな業務改善から始まりました。2016年には、物流管理システムの導入で、誤配送はゼロになり、残業は月に140時間減りました。私たちが加わった年は5ライセンス、いまは全社員170名分の契約です。6つのシステムを合わせた効果は、ご担当者様の2022年の発表で、5,030万円です。八光電機様は、基幹システムも含めて、ほぼ全てを内製で開発できるまでのスキルを獲得されました。
はじめの一歩は、ひとつの部門の、ひとつの業務です。
そこで芽吹いた仕組みを、共に育て、
部門を越えて、会社全体で使える形へ広げます。
私たちは、2016年から、フルアウトソーシングでも、完全内製でもない「ハイブリッド開発」というコンセプトを掲げ、このサービスをご提供してきました。
このコンセプトは、フルアウトソーシングと内製化の双方の強みを伸ばしつつ、弱点を補強し合うことを目指すアプローチです。
そして、ハイブリッド開発を導入いただいたお客様の多くは、DXにおいて着実な成果を上げられました。
内製開発の比率を上げれば、外部への依存が減り、外注コストの大幅削減など、メリットばかりに思えます。しかし実際には、比率を上げるまでにも、上げたあとにも、別の難しさが出てきます。
ハイブリッド開発が目指すのは、内製の効果を、早く、高く、長く引き出すことです。
高度な開発スキルを持つ人材を育てるには、長い時間が必要です。そして時間をかけて教育したとしても、期待するスキルが身につくとは限りません。ハイブリッド開発では、基礎のスキルを社内に残し、高度な部分は私たちが受け持ちます。人を育てる費用を必要以上にかけずに、内製の効果を早く得られます。
プロの私たちがいつも伴走するので、社内の開発者だけでは手の届かない技術も、自社のシステムに取り入れられます。たとえば、基幹システム(ERP)との連携や、優れた操作性を実現するユーザーインターフェースの実装です。毎日の受注から売上・入金までを支える、止められない基幹システムも、私たちが作り、保守を続けています。
内製比率が上がると、別のリスクも出てきます。開発が特定の方に頼りきりになることや、スキルを身につけたご担当者様の転職や独立です。私たちは、開発のルールを御社と共有し、システムの成長に関わり続けます。ご担当者様が替わっても、改善を続けやすいのは、そのためです。
もちろん、お客様の開発スキルや目指す方向性によって、内製比率をほぼ100%まで高めた事例もあります。一方で、アウトソーシング比率とのバランスを取ることで、完全内製では得られないメリットを享受できた事例もあります。
私たちが目指すのは、内製化そのものではなく、その先にある、DXを継続できる仕組みづくりです。
その中心にあるのは、御社が主導権を持ち、何をどこまで自分たちで作り、何をどこまで専門家に任せるかを判断し、実践できる力です。
実際の3社の例です。どの会社も、内製とアウトソーシングの比率を、それぞれの状況に合わせて見極めながら、その仕組みを大きく育ててきました。
株式会社八光電機 様
最初は、物流部門の出荷指示書を自動生成する小さな業務改善から始まりました。2016年には、物流管理システムの導入で、誤配送はゼロになり、残業は月に140時間減りました。私たちが加わった年は5ライセンス、いまは全社員170名分の契約です。6つのシステムを合わせた効果は、ご担当者様の2022年の発表で、5,030万円です。八光電機様は、基幹システムも含めて、ほぼ全てを内製で開発できるまでのスキルを獲得されました。
樫山工業株式会社 様
iPad 5台、5人で使う小さな記録アプリケーションの内製から始まりました。いまは1,000ユーザー以上が使う、全社のプラットフォームに育っています。全社共通の業務は ERP が担い、その標準機能に収まらない業務は、このプラットフォーム上にサテライトシステムとして実装します。この際、社内の開発者は、まず仕様確定を目的としたプロトタイプを作ります。次に、私たちが、そのプロトタイプを引き継ぎ、実運用に耐えうる品質に仕上げます。
この取り組みは、コアシステムの ERP をクリーンに保つことを可能とし、数千万円規模のアドオン開発費と、保守にかかる費用の削減にも貢献しています。
株式会社愛工舎製作所 様
ほとんど使われていなかった顧客管理(CRM)と、長く使ってきた販売管理システムの刷新をきっかけに、内製化の検討が始まりました。メインの基幹システムは私たちが作り、保守を続けています。その周りのサブシステムは、社内の開発者3名が内製で作り続けています。3名の開発者を育てたのは、属人化リスクを考慮した対応です。退職や異動があっても、内製での開発を続けられます。
受賞と掲載
私たちは、内製化の開発基盤として、Claris FileMaker をおすすめしています。FileMaker は、1985年の誕生から40年以上の歴史があるプロダクトで、Apple の100%子会社である Claris International Inc. が開発している、ローコード開発プラットフォームです。世界で100万、日本でも20万以上の組織で使われている、信頼できる開発基盤です。
ソフトウェア開発の専門知識がない人でも、無理なく開発を始められるよう、最初の一歩を踏み出す難易度は、極めて低く設計されています。
一方で、その潜在能力は深く、高い開発スキルを持った技術者が、適切な設計と実装を行えば、年商数十億円規模の企業様の基幹システムや、SaaS アプリケーションを実装することもできます。
そして FileMaker は、Web アプリケーションなど、ほかのシステムとの連携も柔軟に実装できます。私たちは、この柔軟性を最大限に活かし、Cloud ERP や、SaaS アプリケーションをはじめとした、さまざまなシステムとの連携を実現してきました。
いまでは着実な成果を上げられているお客様の中にも、はじめは、フルアウトソーシングがよいか、完全内製がよいかを決断できず、行き詰まっていたケースがあります。
私たちへのご相談も、ほかの方法で一度止まった話から始まることが、少なくありません。
「まず、この仕事を良くしたい。」
そう思って動いてみたものの、こんなところで止まっていませんか。
SaaS やパッケージ製品を検討した、あるいは導入した。でも、自分たちの業務に合わない。
自分たちで作りたい、あるいは作りはじめた。でも、開発から運用まで、社内だけで担えるかは不安だ。
フルアウトソーシングで開発を進めた。でも、仕様の変更が重なって予算を超え、途中で止まってしまった。
基幹システムが古くなった。でも、新システムへのリプレースの提案は予算を超え、過去のデータは移せないと言われた。
どれかひとつでも近いものがあれば、はじめのご相談で、そのままお聞かせください。申し込みのフォームでも、いまの状況に近いものを選んでいただけます。
一方で、ハイブリッド開発というアプローチが合わず、途中で断念されたケースもあります。断念された理由は、いずれも「難しくて、ついていけない」というものでした。
私たちが内製化の開発基盤としておすすめしている Claris FileMaker は、初めての方でも、簡単に開発を始められる開発ツールのひとつです。
しかし、自社が望むレベルのソフトウェアを簡単に作れるかといえば、そうではありません。たとえば、本格的な生産管理システムや、上場時の IT 監査に耐えうるシステムを内製したいとなると、かなり高度な開発技術を身につける必要がありますし、それは決して簡単ではありません。
これまでスキル獲得の困難さを理由に内製化を断念されたケースは、いずれも「FileMaker で開発したソフトウェアを、製品としてほかの会社に売りたい、提供したい」企業様でした。
これに対して、「自分たちで使うシステムは、自分たちで作りたい」というケースで、内製を断念されたお客様は、これまでにいません。
これらの事例を通して、内製化を成功させるには、「自分たちの手で、この仕事を良くしたい。」という強い情熱が欠かせないと感じています。
小さくはじめて大きく育てるDX
ハイブリッド開発が御社に合うか、今後の取り組みをどう進めるか。代表の岩佐が、現在の状況やご不安を直接お伺いします。
ご依頼の詳細が決まっていなくても、お気軽にご相談ください。
取材・講演などのお問い合わせは、こちらからお願いします。