AccessからFileMakerへの移行を、業務と運用から考える【2019年講演資料】
2019年のFileMaker カンファレンスで、Microsoft Accessを使ってきた開発者として、FileMakerへ移行した理由と、お客様の移行事例をお話ししました。製品の機能だけを比べるのではなく、どのような業務を、どのような人が、どう育てていくかという視点で振り返る講演です。
「どちらがよいか」は、作りたいものによって変わる
講演の冒頭とまとめでお伝えしたのは、AccessとFileMakerのどちらがよいかは、状況によって異なるということでした。
利用する人数やデータ量、求められる応答性、予算に加え、スマートフォンやタブレットで使いたいか、ほかのシステムと連携したいかによっても、判断は変わります。
講演では、移行による利点を得られた事例とともに、小規模なWindows上の利用など、移行の費用対効果を慎重に考えたい条件も取り上げています。
小さく置き換え、運用しながら対象を広げる
紹介した移行事例では、最初からすべてを作り替えていません。限られた業務をFileMakerへ置き換え、実際に動くシステムの中身を学びながら、社内開発者の技術を育てていきました。
その経験をもとに、より大きな業務へ対象を広げる。社内で作る部分と、専門家の支援を受ける部分を組み合わせることも、移行の進め方の一つとして紹介しています。
この進め方については、2016年のハイブリッド開発の講演記事もご参照ください。
ライセンス費だけでなく、開発と運用を含めて考える
道具の費用だけでは、移行の効果は判断できません。必要な機能を実装する工数、利用者への展開、運用・保守、困ったときに支援を受けられる体制も含めて考える必要があります。
資料では、移行のメリットに加え、専門家を確保する難しさにも触れています。移行先を決めることと、その環境で改善を続けられる体制を用意することを、合わせて検討するための講演資料としてご覧ください。
講演名:ブログではお伝えしきれなかった、Microsoft Access開発者だった私が FileMaker プラットフォーム に移行した7つの理由 + α
登壇は2019年11月6日、記事の公開日はカンファレンス最終日の11月8日としています。
Accessで作ってきた仕組みをどう引き継ぐか。移行の必要性を考える段階から、はじめのご相談でお聞かせください。