FileMaker CloudとWebDirectで、業務用Webアプリを作る【2024年講演資料】
Claris カンファレンス 2024で、FileMaker CloudとWebDirectを組み合わせたWebアプリケーション開発について登壇しました。実案件を題材に、どのような利用者に、どのような環境で使っていただくかという視点から、構成の選び方と実装・運用上の工夫を紹介しました。
アプリケーションの使われ方から、構成を考える
講演では、医療機関向けの経営管理、観光バスの電子チケット、整形外科の手術支援など、私たちが関わった開発の例を取り上げました。
同じアプリケーションでも、組織内の担当者だけが使うのか、組織の外にいる関係者も使うのかで、必要な共有の形が変わります。実案件で利用者や提供方法を検討する中で、FileMaker CloudとWebDirectを選んだ経緯を説明しています。
FileMakerだけで完結させず、得意な処理を組み合わせる
医療機関向けの経営管理システムでは、データの取り込みや集計、経営指標の計算、ダッシュボードの表示を組み合わせています。
資料では、JavaScriptを使った画面の実装に加え、大量のデータを外部のユニケージサーバーで処理し、その結果をFileMakerへ戻す構成を示しました。使う道具を一つにそろえるのではなく、それぞれに任せる仕事と、データの受け渡し方を設計した例です。
画面開発の考え方は、2022年のWebix講演の記事でも紹介しています。
動くだけでなく、使い続けられるかも確認する
WebDirectでは、FileMaker Proと同じようには使えない機能があります。講演では、印刷やスクリプトの制約、JavaScriptなどで補う方法、Cloud環境の更新とアプリケーションの更新作業を取り上げました。
ブラウザーで利用できることに加え、必要な業務を実装できるか、利用者の環境で動くか、更新をどう行うかまで確かめることが、構成を選ぶ際のポイントです。資料に記載した製品仕様やライセンスの説明は2024年時点のものとしてご覧ください。
講演名:【実践】Claris FileMaker Cloud ✕ Claris FileMaker WebDirect による Webアプリケーション開発テクニック
業務アプリケーションをブラウザーで使いたい、既存の仕組みとつなぎたい。そのような検討も、はじめのご相談でお聞かせください。